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2017.10.18

【緊急インタビュー】元リクルートペイメント代表取締役、高橋徹弥氏がリンク・プロセシングの取締役に就任 – “キャッシュレス派”の人たちが困らない世の中の実現に向けて -

 今回は、株式会社リクルートペイメントの代表取締役を経て、株式会社リンク・プロセシングリンクの取締役に就任した高橋 徹弥氏にインタビューしました。当時の金融プロジェクトについて、決済業界の今、今後リンク・プロセシングで実現したいことなどをお話してもらいました。

 

これまでどんなことをしてきましたか?

リクルートライフスタイルでスマホ決済サービスAirペイを開始

株式会社リンク・プロセシング 取締役 高橋 徹弥氏
㈱リンク・プロセシング
取締役
高橋 徹弥氏

 

 2012年に株式会社リクルートライフスタイルに入社し、POSレジアプリである「Airレジ」のマネタイズ事業の一つとして金融プロジェクトを立ち上げ、決済事業会社として株式会社リクルートペイメントを新設し、スマホ決済サービスの「Airペイ」を2015年に開始しました。当初、決済ビジネスについて社内でも知っている人がほとんどいなかったので、さまざまな会社と連携しながら金融プロジェクトを進めていきました。

 「Airレジ」は当初から無償サービスにすることを決めていたので、ビジネスモデルをどうするか検討する中で、リクルートライフスタイルの主要顧客である飲食店や美容室などの店舗への事業性融資に活用できるのではないかと考えました。個人向け融資では、例えば会社員の場合、勤務先や勤続年数、家族構成、居住地などから生活レベルをシミュレーションできるため、与信枠の設定もしやすい。しかし、飲食店や美容院などの店舗向け融資となると、立地や競合環境などさまざまな変動要因があり、与信しづらいのが一般的です。その解決策として、レジのデータを利用すればリアルタイムで経営状態を可視化でき、より精度の高い与信ができると思ったのです。

 実際に金融プロジェクトを進めていく中で、世の中の決済シーンはどんどん変わってきました。例えば、2014年10月にはアメリカで「Apple Pay」が始まりましたし、翌年には中国の「Alipay」が日本でも使えるようになるなど、いろいろな支払い手段が増えていきました。もともと、決済業界は年間4~5兆円規模で伸び続けている国内でも稀な成長産業として注目していましたし、そこでビジネスをするのはとても面白いと感じるようになりました。

 

決済業界は今後どういう方向へ向かっていくと考えていますか?

決済初心者だったからこそ、見えた魅力的な市場

 

 自分がユーザーとして感じるのは、磁気や接触ICによる決済は面倒くさいということ。伸びてはいるものの、日本ではまだまだカードが使われていません。その要因の一つは加盟店数の少なさですが、単純にカード決済が不便だというのもあると思います。例えば、タクシーに乗った際、「Suica」のようにかざすだけならいいけれど、クレジットカードでサインをしたりPINを入力したりするのは面倒です。
IMG_4165 (002) 今、中国を中心にQRコード決済が流行っていますが、あれだけ普及している理由の一つは非接触と同じでかざすだけで済むというのがあると思います。
 逆に日本人がカードやモバイルのキャッシュレス決済を使わないのは、その利便性をまだ理解していない人が多いからでしょう。例えば、朝とかランチタイムに混雑するコーヒーショップやコンビニのようなお店で、通常のレジのほかにキャッシュレス専用のレジを設ければ、現金を使っていた人もキャッシュレスのスピードの速さを目の当たりにして意識が変わるのではないでしょうか。それによって、店舗のオペレーションが効率化され、生産性も上がるはずです。人手不足が深刻になる中、店舗の生産性向上は喫緊の課題の一つです。

 

 

キャッシュレス派が困らない世の中を作っていきたい

今後、リンク・プロセシングで何をやっていきたいか

 

 これからの世の中は、非接触やQRを含めたモバイル決済が中心になると思うので、その流れを早く作っていきたいですね。リンク・プロセシングの良いところは、OEM的な事業モデルであること。他社のように自社サービスを売っていくというよりは、既存のお客様を持っているカード会社や、新たに決済ビジネスを始めたい事業会社と協業し、幅広いソリューションを提供できることが強みだと思います。そこから自分たちがやりたい世界観を実現していきたいです。

 今、地方銀行の間でこれまで子会社に任せていたカード事業を自分たちの中に取り込もうという動きが活発になっています。銀行法の改正によってAPIの開放も進み、決済は金融機関にとってコアな業務になっていくはず。そこを、お手伝いできるのがわれわれのビジネスだと思います。
IMG_4150 (002)
 最終的には、現金を使わない“キャッシュレス派”の人たちが困らない世の中を作っていきたい。クレジットカードのアクセプタンスマークを掲示しているのに、「ランチタイムはカードが使えません」とか、外国人観光客にとっては意味が分からないですよね。
そもそも、カード決済を導入すると客単価が上がるケースは多い。手数料を気にしてカードを避けるのではなく、むしろ全体の売上を伸ばせるという発想を持てば、キャッシュレス決済の普及も進むのではないでしょうか。

 

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